どうもくれん(北海道木材産業協同組合連合会)では、品質が優れた道産木材を使用した住宅建設を「北の木の家」として認定し、道産木材の需要拡大を図ります。
「北の木の家」とは
「北の木の家」とは、次の全ての条件を満たす住宅のことです。
- 産地証明制度により証明された、道内の森林から伐採された木材(以下「道産木材」という)を使用していること。
- 1.の道産木材は全て合法性が証明されていること。
- 1.の道産木材の使用量が、延べ床面積1m2あたり0.1m3以上であること。(※)
- 1.の道産木材のうち、構造用材にあっては、JAS認定された、構造用製材(含水率が20%以下のもの、もしくは防腐加工されたものに限る)、構造用集成材、もしくは構造用合板等を使用していること。
※延べ床面積1m2あたり0.1m3以上とは? 住宅に使用される木材は、柱・梁などの構造材から下地材、内装材など、さまざまですが、木造軸組み在来住宅では、平均的に、延べ床面積 1m2 あたり 0.18 m3 の木材が使用されています。 「北の木の家」では、“総木材使用量の半分以上”が道産木材であることとし、 0.18 ÷ 2 ≒ 0.1 m3/m2 としました。 |
「北の木の家」認定取得までの道筋
- 特約書のやりとり
建築契約時に、資材を調達する工務店・設計事務所等と、「北の木の家」の認定条件を確認し合い、特約書として書類に残すことをお奨めします。
参考様式1 PDFバージョン / ワードバージョン
※ この様式は比較的多いと思われる事例に応じて参考までに示すものです。条項や契約の相手方は、状況に応じて修正されることをお奨めします。 - 確約書の提出
「北の木の家」認定住宅への住宅ローンの優遇制度を活用される場合は確約書の提出が必要になる場合があります。
優遇制度の詳細については、下記金融機関にお問い合わせください。
参考様式2 PDFバージョン / ワードバージョン - 証明書類の整理
「北の木の家」の認定申請には、柱や床板など、木材製品の納入伝票や、各種証明書類を提出する必要があります。納品時に確認し、付いていない場合は納入業者に催促してください。
<認定取得に必要な書類>- 道産木材(木材製品)の納入伝票
- 道産木材(木材製品)の産地証明書
- 道産木材(木材製品)の合法証明書(納入伝票に合法性が記載されている場合もあります)
- 道産木材(木材製品)の製造工場のJAS認定証明書(柱や梁などの構造材のみ)
- 道産木材(木材製品)の含水率通知書・防腐加工通知書(無垢の構造材のみ)
- 「北の木の家」認定申請
申請書に証明書類等を添付して どうもくれん まで提出してください。
どうもくれん(北海道木材産業協同組合連合会)
〒060-0003 札幌市中央区北3条西7丁目5番地1-2
道庁西ビル2F
電話:011−251−0683 / FAX:011−251−0684
詳細については、「北の木の家」認定要領(PDF)、認定要領の運用方針(PDF)を参照してください。(別画面で開きます)
様式1 認定申請書 PDFバージョン / ワードバージョン
「北の木の家」の認定取得に伴うメリット
「北の木の家」の認定を取得することによって、住宅ローンの金利が優遇される制度があります。
詳細については、下記金融機関にお問い合わせ下さい。
金利を優遇している金融機関
北海道労働金庫(ほっかいどうろうどうきんこ)
担当:融資部審査課
〒060−0001 札幌市中央区北1条西5丁目
電話:011−271−2101
※各支店の窓口でも取り扱いしております。
網走信用金庫(あばしりしんようきんこ)
担当:業務部
〒093−0014 網走市南4条西1丁目8番地
電話:0152−44−7112
北海道銀行(ほっかいどうぎんこう)
担当:住宅ローンプラザ大通
〒060−0042 札幌市中央区大通西4丁目1
電話:011−233−1122
留萌信用金庫(るもいしんようきんこ)
担当:審査部
〒077−8686 留萌市花園町2丁目1番8号
電話:0164−42−1250(代)
遠軽信用金庫(えんがるしんようきんこ)
担当:お客様相談センター
〒099−0495 紋別郡遠軽町大通南1丁目
電話:0120−97−2141(フリーダイヤル)
帯広信用金庫(おびひろしんようきんこ)
〒080−8701 帯広市西3条南7丁目2
電話:0155−24−3171(代)