キハダ
樹種名 | :キハダ 黄膚 |
別称 | :シコロ |
学名 | :Phellodendron amurense Rupr |
分類 | :ミカン科 |
高さ20mになる。樹皮は灰黒色や黒褐色で、縦方向の無数の深い皺がある。葉は対生、奇数羽状複葉。小葉は卵状長楕円形で先端は細くなり尖形。5月〜7月に枝先に多数の花を付けた円錐花序の黄緑色の花が咲き、9〜10月に直径1cmほどの球形の黒い核果が付く。材は茶褐色でやわらかく、木目がはっきりしており、器具材として用いられる。また、その名のとおり樹皮の内皮は鮮やかな黄色であり、薬用として用いられる。公園や街路樹としても用いられる。 |