ミズナラ

樹種名 :ミズナラ 水楢
学名 :Quercus mongolica var.grosseserrata Rehd.et Wils
分類 :ブナ科
高木で高さ25〜30m、直径60〜150cmになる。枝は太く開出する。樹皮は厚くて鱗状、老樹では裂け目を生じ、暗褐色。葉は無柄または短柄で、小枝の先端にまとまって着く。長さ9〜23cm、縁は大形の鋸歯。成葉は厚く堅くて平滑。上面は鮮緑色で光沢があり、下面は淡色。葉柄は平滑で上部に溝がある。実は堅果で長楕円形、はじめ暗緑色、成熟すると暗褐色。いわゆるドングリと称されるもののひとつ。山地に多い。材は堅いが、加工は容易で木目が美しく、高級家具や器具材、床板などに用いられる。しいたけ原木としても利用される。道産広葉樹の主要なもので重用されたが、現在は大径木は少ない。


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