木質内装材のデザイン−デザイン表現の方法

どんなに良い材料を駆使してもデザイン的要素が欠除しますと、演出効果が半減し、むしろ嫌悪感さえ感じることがあります。
一方、平凡な材料でもデザイン次第で素晴らしい空間を演出することもできるのです。 木の性質を知り、その良さを最大限に発揮させるために、デザインには十分気を使いたいものです。

■木の質感

柾目と板目 木の切り方によって木目がちがってきます。柾目は、すっきりとした、シンプルな模様で、モダンな印象をうけます。板目は、あたたかみがあり、親しみ安い感じがあります。
心材と辺材 木の中心部の木材を心材、周辺部の木材を辺材といいます。一般的に心材部は色が濃く、辺材部は色が淡い傾向にあります。同じ材でも使用する場所によって、心材と辺材を使い分けたり組合わせたりして、微妙な味わいを醸し出すことができます。

■木理の合わせ方


■木の張り方と空間認識



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