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取り組み

「バットの森づくり植樹祭」が行われました!

7月5日(土)、NPO法人アオダモ資源育成の会が主催する「バットの森づくり植樹祭」が苫小牧市(国有林)にて開催されました。

バットの森づくり植樹祭の目的

将来の子供たちのために、良質なバットの原料材であるアオダモを植樹すること

アオダモ資源育成の会

プロ野球をはじめ大学野球などで木製バットが使われていますが、今後アマチュア野球などでも需要の増加が予想される状況にあります。

1年間でおよそ10万本以上の木製バットがプロ野球および大学野球の公式戦で使用されており、アマチュアを含めた木製バットの需要は輸入材を含めて約20万本以上のバット材が供給されています。

国産バット素材の大部分はアオダモですが、計画伐採のために年間生産量に限りがあります。
また北海道の森林で他の樹種と混生して分散生育しているため、高い搬出コストがかかり、そのシェアは30%程度にとどまっています。

したがって、里山に植林し良質なバット素材の育成ができれば、安価で安定した供給が可能になります。

「アオダモ資源育成の会」では、野球を愛する人たちの熱意を結集し、北海道の大自然に“バットの森”を造林し、世紀を超えてアオダモを育てたいと願っています。

当日の様子

5日に開催された植樹祭には、元日本ハムファイターズの小笠原道大さん、侍ジャパン大学日本代表の平川蓮選手と秋山俊選手と一緒に、北海道大谷室蘭高校の野球部員や地元の少年野球チーム、地元のボランティア団体等計170名の参加者により、アオダモの苗木300本が植樹されました。

植樹したアオダモが成長し、良質なバットになって未来の野球を愛する皆様の手に安定して供給されますように!