木は古くて新しい材料−木質内装材につけられる主な認証マーク

商品の品質や性能を保証するため、各種機関によりつけられる認証マークがあります。木質内装材は、主に次のような認証マークがつけられています。
JAS規格
日本農林規格のことです。農林・水産物加工製品の規格で、食料品に多いが、木材・合板・集成材など木材を加工した建築材料にもこの規格があります。
JIS規格
日本工業規格のことです。公的建築物にはJIS規格製品の使用が義務付けられています。
BL住宅部品
建築大臣認定を受けた優良住宅部品のことで、Better Livingの略です。主としてユニット部品・システム部品が多く認定されています。なおBL住宅部品は災害損害保険と補修保険がつけられています。
AQマーク
JASだけでは対応できない、安全性および居住性の優れた新しい木質健材および木質の屋外製品部材につけられるマークで、(財)日本住宅・木材技術センターが品質性能を評価・認証するものです。
間伐材マーク
間伐材を原料にした製品で、全国森林組合連合会が認定します。
エコマーク
環境への影響を低く抑えたり、資源を再利用した商品につけられるマークで、(財)日本環境協会が認証しています。
道産間伐材マーク
道産の間伐材を原料にした製品で、北海道木材利用推進協議会が認定します。
乾燥材(まる乾マーク)
北海道木材産業協同組合連合会が、自主基準を設け、厳しい品質管理のもとで検査に合格した木材に対してつけられるマークです。含水率は造作材で12%以下、構造材で17%以下となっています。
グッドデザインほっかいどう
道内でデザインされたレジャー・スポーツ用品、日用品、衣料品、家具・インテリア製品、住宅設備、エクステリア製品などの製品のうち、外観、機能性、品質、安全性、経済性、社会性について北海道が定めた選定委員会で審査し、優秀な商品として認められたものにつけられるマークです。
<<イントロへ <前へ 次へ>

↑ページの先頭に