木の癒し効果
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ちょっと前までは、顔のタイプを分けるときに「しょうゆ顔」「ソース顔」などどいっていたのが、最近はそれに「癒し顔」というタイプまで加わってしまうほど、本当に癒しという言葉が大ブレイクしています。
本来の癒しの意味は、病気や苦痛、悩みなどをなおすことです。
これほどまでに、癒しという言葉が流行しているのは、見た目には健康そうでも、身体や心に悩みを抱えている不健康な人が、本当は多いということなのでしょうか。
さて、本題の「木の癒し効果」のお話です。
森林の中に入ると、何ともいえない木のすがすがしい香りとともに、気分が自然とリラックスしてきます。
これこそ、木の癒し効果です。
木の香りの成分は『フィトンチッド』といって、血圧の低下や脈拍を落ち着かせるなどの効果があります。
フィトンチッドの効果は、木が伐採され、木材・木製品になっても変わらず続きます。
ですから、住宅の床や壁を木にしたり、部屋の中に木製品があるだけでも、森林さながらのリラックス効果を得ることができます。
また、木の模様や肌触りにも、ストレスホルモンを低減させる効果があります。
普段使うものを木製品に替え、目につきやすい場所に木目が見えるものを置くなど、ほんの少しのことでも抜群に気分が良くなるはずです。
色々な種類の癒しグッズの前でどれにしようかと迷ったら、まず「木」を選んでみてください。
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