店舗(札幌) / 森林とふるさとを元気にする「地材地消」

「木の雰囲気漂う空間ってとても寛げるとお客様に言われています。 」居心地がよいと評判のカフェを営む近藤徹・トシ子さんご夫妻(札幌市)

外観からは想像がつかない木の内装

 「初めて来店されるお客様が、外観からは想像がつかない内装に、びっくりされることが多いですね」と奥様のトシ子さん。手作りランチとおいしいコーヒーが楽しめる「Dining & Café LaLa」には、木のかおりも漂い、居心地のよい空間になっています。
 柱は強度のあるカラマツ集成材、壁はカラマツ合板を使用。ベンチもカラマツで作られています。「内装に合わせて、テーブルや棚は主人が日曜大工で作りました」。
 もともとは東京に住んでいた近藤さん一家。「自然の中で子育てしたいと思い立ちまして」東京から知り合いがいた蘭越町に移住。子どもたちの高校進学にあわせ、札幌に移りました。最初はお店だけを新築するつもりだったのが、建築家の提案で、住居も併設することに。「子どもたちも、みんな巣立っていったので、主人と一緒にゆったりお店をやっていければと思っています」。

Dining & Cafe Lala

 
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